サメ(シャークスキン)


大きさは、成魚で全長50センチ位のものから、13メートル位まであり、体重は、200グラムから12トンの大物まで様々です。


サメは水産資源としてフカヒレなどの食用や、深海鮫の肝臓からはビタミンAなど薬品や化粧品の原料に、楯鱗(じゅんりん)と呼ばれる硬い鱗はサンドペーパーがわりのヤスリやわさびのおろし金として、さまざまに利用されています。


皮革としても利用されており、シャークスキン・シャークレザーと呼ばれ、古くからわが国でも日本刀のつばや鞘、鎧の装飾に使われていました。

加工するのに一般的な皮革とは異なる技術が必要になるため、希少性が高い革です。


370種を超えるサメの中でも革として利用出来るものは、わずか20種ほどのみといわれています。

日本近海で漁獲されるヨシキリザメ(ブルーシャーク)やカリブ海で獲れるホホジロザメ(グレーとホワイトシャーク)やイタチザメ(タイガーシャーク)などがその代表です。


シャークスキンは網目状の独特のシボが特徴です。鮫肌の所以となっている硬い表皮は削られており、その手触りは意外なほどしなやかです。

水に強く、丈夫な性質を持ち、その耐久性の高さから頻繁に出し入れする財布やバッグ、ベルトなどに多く用いられます。


はじめはマットな落ち着いた雰囲気がありますが、使い込んでいくほどにツヤが増し、長く経年変化を楽しめる革です。



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