■アリゲーター(和名:ミシシッピーワニ)
世界で一番使用されているワニ革で、主に時計ベルト用に大規模な養殖が行われています。他のワニ革に比べると胴が長いのが特徴です。腹部のうろこはカジュアル色の強い長方形をしています。
生息地は、アメリカ合衆国南部のルイジアナ州、フロリダ州などの沼や河川が中心。
養殖事業は、ルイジアナ州を中心に、行われていますが、野生のものも毎年数量を定めて捕獲が許可されています。
アメリカ国内でも鞣されていますが、原皮は、ヨーロッパ、シンガポール、日本へ輸出されています。
革の用途は、腹部を利用してハンドバッグ、小物、ベルト、時計バンド等ですが、背部の凹凸の特徴を生かした革(肚ワニに対し、背ワニと呼ぶ)は、アメリカでカウボーイブーツ用として人気です。
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