SDGs17の目標


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SDGs(エスディージーズ)とは

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英語の「Sustainable Development Goals(サステナブル・ディベロップメント・ゴールズ)」の略です。


「sustainable」は「持続可能な」

「development」は「開発」

「goals」は「目標」

日本語では「持続可能な開発目標」という意味になります。


もう少しわかりやすくすると

「人間が地球でずっと暮らしていけるような世界をつくるための目標」

ということです。


SDGsは2015年の国連サミットにより定められました。

なぜこのような目標が決まったのでしょうか?

日本や他の先進国に住んでいると気づきにくいのですが世界には、「貧困」、「紛争」、「テロ」などの問題を抱えている国が沢山あります。

また、これまで私たち人間(おもに先進国)が地球の資源を好きなように消費するなかで「温暖化」、「気候変動」、「資源の枯渇」といった環境変化が年々深刻化してきました。

「このまま人間が好き勝手していては、いつか地球に住めなくなってしまう」

そういった危機感から持続可能な開発目標「SDGs17の目標」を世界のリーダーたちが考えたのです。



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SDGs17の目標

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「貧困」、「温暖化」などさまざまな問題がありますが大きく分けてSDGsは17の目標に向かって取り組んでいきます。

そのSDGs17の目標は2030年までの達成を目指しています。


①貧困をなくそう

②飢餓をゼロに

③すべての人に健康と福祉を

④質の高い教育をみんなに

⑤ジェンダー平等を実現しよう

⑥安全な水とトイレを世界中に

⑦エネルギーをみんなにそしてクリーンに

⑧働きがいも経済成長も

⑨産業と技術革新の基盤をつくろう

⑩人や国の不平等をなくそう

⑪住み続けられるまちづくりを

⑫つくる責任つかう責任

⑬気候変動に具体的な対策を

⑭海の豊かさを守ろう

⑮陸の豊かさも守ろう

⑯平和と公正をすべての人に

⑰パートナーシップで目標を達成しよう



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現在の世界の状況は

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2030年までにSDGs17の目標の達成を目指していますが、どのような問題があるのか、

まずは現在の状況を知ることがSDGs17の目標達成には必要不可欠だと思います。

1人で家を建てるのは現実的ではないですが、2人、3人と仲間が増えていけば、なんとなく実現しそうですよね。

目標達成には1人1人が出来ることから取り組み、意識することが大切なことです。

一部、現在の状況を確認していきましょう。


・SDGs17の目標③:すべての人に健康と福祉を

世界では5歳になる前に命を落とす子どもの数が540万人もいます。

540万人もです。単純計算で両親2人とその親戚関係10人とすると

6480万人もの人が5歳未満の子どもの命が救えなかったことに嘆いています。

信じられない現実です。


・SDGs17の目標⑭:海の豊かさを守ろう

海洋ゴミが深刻な問題として浮き彫りになってきました。

不法投棄されたタイヤ、漁業用網、ペットボトル、空き缶などのゴミ。

これらを魚や鳥たちが食べ物と間違ってしまい体内に詰まってしまうなどの問題が多発しています。

プラスチックごみから出る極小のマイクロプラスチックを小さな魚がエサと間違えて食べます。マイクロプラスチックを食べた小魚を大きな魚が食べます。

その魚を人間が獲って食べます。つまり私たちのゴミが私たちの体内に取り込まれ深刻な場合、健康被害を引き起こすのです。


マイクロプラスチックは近年衣類でも問題視されています。

ポリエステル、ナイロンなどの服を洗濯するたびに、毎回数千個のマイクロプラスチックが下水を流れていると言われています。

つまりゴミだけでなく私たちの身近にある洋服からもマイクロプラスチックが流れ出て、海の豊かさを犯している可能性があるのです。


一部の問題点だけご紹介しましたが他人事ではないことに気づいていただけたのではないでしょうか。

まずはこういった問題を把握していくことがSDGs17の目標を達成していくうえで欠かせないことです。



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ファッション業界の取り組み

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海洋ゴミといった問題などに近年では多くの有名ブランドが取り組んでいます。

プラダやグッチ、H&Mなどでは「エコニール」という新素材を取り入れています。

エコニールとは海洋ゴミなど100%廃棄物からリサイクルされたナイロン繊維です。

製造元は自然エネルギーを用いているためCO2排出量も90%削減しており、繰り返しリサイクルすることが可能なため、服処分のゴミを減らせます。


またH&Mは、EVO(エヴォ)というヒマシ油からつくられた100%生物由来のナイロン糸も採用しています。従来のナイロンと比べて環境負荷を軽減できるという点で注目されています。


衣料品の廃棄問題についても多くの企業が取り組んでいます。

ユニクロやZARA、無印良品などは衣料品の回収を実施しており衣類の廃棄問題、世界の人々に必要な衣類を届けるといった活動を行っています。



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すぐに始めるSDGs

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私たち一人一人がSDGsの目標の出来ることから始めなければ、SDGsの17ある目標を達成することはできません。また、企業がこういった問題に取り組んでいくことで一人一人で取り組むよりも遥かに早く目標をクリアできます。


今後はエコニールやEVO、マイロ、シルヴァニアなどといった素材を採用していく企業が増えていくのではないでしょうか。そしてSDGsの目標に真剣に取り組んでいない企業は淘汰され、取り残されていくでしょう。


現在エコニールのようなエコ素材は海外の企業が開発に取り組んでいますが、日本国内でも人工たんぱく質素材の「QMONOS(クモノス)」などが注目されています。

この先、SDGs17の目標に真剣に取り組む人、企業が増えていくことを切に願います。





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